Alps Ninja / Works / № 03
FIKAIGO — Care Operations SaaS · 2025

介護事業者支援SaaS「FIKAIGO」

Photography Service Design UI/UX
  1. STEP 1 RESEARCH

    業務理解と現場課題の探索

    • 技術起点でなく「介護現場の誰が、何に困っているか」から着手し、SOMPOケアとの協業で現場ヒアリング・業務観察を実施
    • 人手不足が深刻化する介護業界の構造課題を把握(2040年に約57万人の介護人材が不足)
    • シフト組み等の間接業務に月44時間を費やしケアに専念できない実態を、定量で裏づけ
  2. STEP 2 INFORMATION ARCHITECTURE

    要件定義と情報設計

    • 散在する機能を、希望休管理〜シフト自動作成〜行政書類〜コミュニケーションの「ひとつのサービス体験」へ再構成
    • PC150+モバイル80の全230画面を情報設計し、フロー図で言語化しにくい業務の抜け漏れを早期に可視化
    • 上流のIA精度を、後続230画面の設計効率を生む"動力源"に(約2人月で全画面制作を可能に)
  3. STEP 3 EXPERIENCE

    プロダクトUI/UX設計

    • 介護現場の利用文脈(スキマ時間・手袋・高齢利用者)に合わせ、最短導線・大タップ領域・高コントラストの設計原則を策定
    • 管理者(PC)と介護士(スマホ)で異なるユースケースを、1つのサービスとして体験統合
    • カレンダー起点のシフト把握と通知アラートで対応漏れを防ぎ、v1→v3の反復で現場FBを設計へ還流
  4. STEP 4 DELIVERY LEAD

    プロジェクト推進・QCDリード

    • 住友商事 初の内製SaaSを手探りの体制で推進し、単なる画面設計者でなくQCDの担い手として牽引
    • 毎朝のスクラムで実装負荷を確認し、デザインの優先度・スコープを実現性とすり合わせて調整
    • UXの考え方をクライアント組織にインストールし、要件定義の精度そのものを底上げ
  5. STEP 5 BRANDING

    ロゴ・ブランド・ノベルティ設計

    • ロゴをメインで手がけ、「介護=堅い」という固定観念を超えた温かく前向きな世界観をマスコット・トーン&マナーで構築
    • プロダクトの「外側」までデザインを適用し、全タッチポイントでブランド体験を一貫
    • ノベルティ(マグ・アパレル等)を、現場スタッフの帰属意識とチームの求心力を生む接点に
  6. STEP 6 GO-TO-MARKET

    LP・撮影・マーケティング

    • プロダクトの「届け方」までを設計対象とし、LPをディレクション〜コーディングまでメインで内製制作
    • FIKAIGOに関わる写真は全カットを自ら撮影——ディレクションに留まらず、フォトグラファーとして現場(SOMPOケア施設等)のリアルを記録
    • 開発とマーケの一気通貫(IE初)を、横断するサービスデザイナーの視点で実現
  7. STEP 7 STORYTELLING

    WEBサイト構築と継続発信

    • 公式サイト(fikaigo.com)を情報設計→WF→画面デザイン→Figma納品まで一貫設計し、現在もデザイン責任者として継続関与
    • 「作って終わり」にせず、FIKAIGOの実践知をイベント登壇(45分)で社外へ発信
    • サービスデザインの価値を継続的に証明・発信する仕組みまでを設計
  1. シフト・行政書類の作成時間を約90%削減
    • 長時間の手作業だったシフト組みを自動化し、現場の時間をケアに取り戻した
    • 現場の声:「本当に1分でシフトができてびっくりしました」(SOMPOケア)
  2. 290施設・職員約1万人に導入
    • SOMPOケアの全介護付きホームへ導入され、全国規模で稼働
  3. 業界初のワンストップ提供
    • 希望休管理〜シフト自動作成〜行政書類作成までを一気通貫で実現
  4. 立ち上がりから成長までデザインで牽引
    • ブランド・プロダクト・LP・公式サイト・撮影・発信を横断し、住友商事 初の内製SaaSを推進
    • FIKAIGOに関わる写真はすべて撮り下ろし、ブランドを最大化するビジュアルを制作
    • FIKAIGOトークセッション(IEイベント)に登壇し、取り組みと価値を社外へ発信