Alps Ninja / Works / № 01
Compass — Investment Decision AI Support Solution · 2025

住友商事 投資意思決定支援AI「Compass」

AI Service Design UI/UX
  1. STEP 1 RESEARCH

    業務理解とデータ資産の棚卸し

    • 技術起点ではなく「誰の、どんな意思決定を支えるか」から着手し、業務フローとステークホルダーを構造化
    • 大量の保有データ資産を棚卸し、体験の実現性を初期に裏づけ
    • 「意思決定の精度向上」という抽象目的を、経験・理解・情報の〈3つの不足〉へと課題を再定義
  2. STEP 2 DIAGNOSIS

    As-Isの構造化

    • 漠然とした困りごとを、プロセス・人・データの3軸で構造化し介入点を特定
    • As-Isジャーニーで現場のペインを可視化
    • 「業務効率化」と「意思決定の精度・確度向上」の2つの改善軸を切り分け、偏らない設計指針に
  3. STEP 3 VISIONING

    To-Beの構想

    • 意思決定層の暗黙知を形式知化
    • 「AIで何ができるか」でなく「意思決定をどう変えたいか」からTo-Be体験をバックキャスト
    • 商社特有の組織設計の論点を先出し
  4. STEP 4 VALUE DESIGN

    価値とペルソナの設計

    • 「効率化/精度向上/標準化」の3つの提供価値を定義し、後続検証の評価基準に設定
    • 2ペルソナと3層ゴールで設計判断の拠り所を構築
    • メンバー層とマネージャー層の異なるユースケースを、1つのツールで満たす体験へ統合
  5. STEP 5 EXPERIENCE

    体験設計(フロントステージ)

    • 思考プロセスに沿うソリューション設計
    • コア画面を機能の羅列でなく体験として構成
    • 専用ロゴ「Compass」とデザインシステムで〈自部署専用ツール〉のアイデンティティに昇華
  6. STEP 6 SERVICE BLUEPRINT

    AIパイプライン設計(バックステージ)

    • 「検索精度がUI体験を規定する」前提で、フロントと一体にアーキテクチャを設計
    • 独自論点をAIへ組み込み、業務理解をアルゴリズムへ翻訳
    • 表現差を越えてデータや情報を引き当てる体験を技術で担保
  7. STEP 7 EVIDENCING

    検証と商用化

    • 商用化前にトライアルし、価値・実現性・体験を現場で実証
    • アンケートと反復ユーザーテストで改善観点を短サイクルに反映
    • 2025年1月に全社リリース。以降もUI改善を継続
  1. 全社へ本格リリース(2025.1)
    • 2023年のPoCから走り切り、全社投融資委員会向けに提供を開始
    • 構想・画面設計・PoC・検証・商用化までを一連の工程として完遂
  2. 利用者
    • 国内リスクマネジメント部門のほぼ全員・住友商事トップマネジメントが日常的に利用
  3. 大量の搭載議事録
    • 過去数十年の意思決定データを全社で資産化
  4. 体験品質で高い評価
    • 文脈を考慮した類似案件検索と直感的なUI/UXを評価
    • 顧客の声:「Insight Edgeにしかできない深さで実現してくれた」(住友商事 リスクマネジメントグループ)