住友商事 初の内製SaaS「FIKAIGO」。介護現場が間接業務(シフト組み・行政書類)に奪われた時間を取り戻す、介護施設向けDX SaaS。SOMPOケアと協業し、シフト組み・行政書類の作成時間を約90%削減。SOMPOケアの全介護付きホーム290施設・職員約1万人に導入された。プロダクトのUI/UXに加え、ブランド・LP・公式サイト・撮影までを一気通貫で担い、FIKAIGOに関わる写真はすべて自ら撮り下ろしている。
「作って終わり」のUIではなく、介護現場の業務体験そのものを設計対象とした。人手不足が深刻化する介護業界(2040年に約57万人の介護人材が不足/現場はシフト組み等の間接業務に月44時間を費やす)で、属人的でアナログな間接業務をデザインとテクノロジーで再設計。事業の発案者・専門家を巻き込む共創と、WF→デザインの反復で、プロダクトとブランドを磨き上げた。
情報設計→ワイヤーフレーム→画面デザインへとプロダクト全画面を一貫設計し、介護士向けスマホアプリは利用文脈(スキマ時間)に合わせた導線で構成。希望休の管理からシフト自動作成までをワンストップで提供する業界初のプロダクトとして、人員配置基準・加算要件の自動モニタリングや行政書類の自動作成まで設計に落とし込んだ。住友商事 初の内製SaaSという手探りの体制では毎朝のスクラムでQCDをリードした。
プロダクトの設計完了後は、集客・認知向上のためのLPをデザインディレクションし、現在もFIKAIGO公式サイト(fikaigo.com)のデザイン責任者を務める。さらにFIKAIGOに関わる写真は全カットを自ら撮影——ディレクションに留まらずフォトグラファーとしてSOMPOケアの介護施設へ赴き、ブランドを最大化するビジュアルを制作した。ロゴ・ブランド・ノベルティ・LP・公式サイト・撮影・イベント登壇まで、事業の立ち上がりから成長フェーズまでを横断的に担っている。