住友商事リスクマネジメント部の投資意思決定を生成AIで支援するサービス「Compass」。過去の議事録という意思決定データを資産化し、検索・深掘り・論点抽出で投資判断のスピードと質を高める。2025年1月に全社投融資委員会向けへ本格リリース。
「AIで何ができるか」ではなく「誰の、どんな意思決定を支えるか」から出発した。RM部へのヒアリングと保有データ資産の棚卸しから、経験・理解・情報の「3つの不足」という課題構造を特定。意思決定層が重視する6つのファクターを明文化し、2つのペルソナと3層のゴール、As-Is→To-Beのジャーニーを起点に画面を設計した。
To-Beの体験から逆算しコア画面を「段階的開示」で構成。裏側では意味の類似度検索と独自論点を組み合わせたAIパイプラインを一体で設計した。ユーザートライアルで価値を検証し、PoCから商用で約10倍のデータ量に拡張し基盤を構築。専用ロゴ・デザインシステムと反復的なUI改善で「使われる」状態まで磨き込み、2025年1月の全社本格リリースまで一貫して担当した。