住友商事の約60の部署別イントラサイト(約1,400ページ)を、インフラ整備に伴いSharePoint Onlineへ移行するプロジェクト。「既存サイトをそのまま移す」のではなく、102件のアンケートと5部署のデプスインタビューで情報探索の課題を可視化し、全部署共通のデザインテンプレートとガイドライン(全45スライド)を策定。「誰でも更新できる、情報を探さず見つかるイントラ」をコンセプトに、テンプレートで自然にガバナンスが効く仕組みを設計した。
技術起点ではなく「現場が何に困っているか」から出発した。既存36サイトをヒューリスティック評価し、5部署のデプスインタビューとエンドユーザーアンケート(102件)で、「ページが複雑で目的地にたどり着けない」を最上位課題として定量化。技術移行と情報探索体験の再設計を2軸で位置づけた。
閲覧者・管理者・組織の3層で課題を構造化し、3ペルソナとAs-Is→To-Beジャーニーから「誰でも更新できる、情報を探さず見つかるイントラ」というコンセプトを言語化。打ち手を「カスタマイズで解決」でなく専門知識なく運用可能なことに集約し、約60サイトの一貫性とガバナンスをテンプレートで自然に担保する戦略をとった。
全45スライドのデザインガイドラインを定例での共創(v1→v3)で磨き、SharePoint Online上に動くサンプルサイト(スターターキット)と画像87枚のマニュアル3版を構築。各部署が「クローンして始められる」状態まで落とし込み、1年で約40サイトを移行するWave計画まで設計した。